コンテキストのうち、自分自身の感情や精神性といったものをセルフコンテキストという。
タスク管理ではユーザーの感情は度外視されがちだが、私たちが人間である以上、どうしてもつきまとう。であるならば、むしろタスク管理として扱ってしまった方が都合が良いこともあろう。
たとえば、あなたに「やりたくないタスクは朝のうちに終わらせるのが一番マシになる」という性質があるとしよう。この場合、やりたくないタスクを朝に配置できるようになれたらベストだが、そのためには「やりたさ」というセルフコンテキストと向き合う必要がある。
扱い方
タスク管理ツール上では、主観系属性として表現すると扱いやすい。
たとえばアウトライナーふりーむのTak.は、Re:VisionにおいてDOという概念（DO = タスク + 思い）を取り上げている。これは「思い」というセルフコンテキストを扱っているとも言えよう。
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