証拠となる記録を残すこと。
タスク管理にかぎらず、システムは、基本的に誰がいつ何をしたかを全部記録するのが好ましい。何か良からぬことが起きた場合の調査時に必要だからである。
もちろん「常に監視してそもそも悪いことを起こさせない」路線もあるが、人は監視されては生産性は出ないし、監視する側も人間なのでヌケモレが出る。第一、そんなことに人件費を使うほど能天気な組織もそうはなかろう。幸いにも、技術はとうに追いついている(テラバイト以上のデータ保存やそこからの検索も難しくない)し、「全部残してるから悪さしてもわかるぞ」と脅せばたいていの者は怯むものである。刑罰が犯罪の抑止力になっているのと同じだ。証跡で大体はうまくいく。大体は。
タスク管理においては、プロジェクトタスク管理で必要になろう。
というのも、このタスクを勝手に終わらせたのは誰だとか、このタスク覚えがないんだけど追加したの誰やとかいったことを知れるからである。もっともチームによっては「代表者が代理で更新する」のようなスタイルになることも多く、更新者≒その人となってしまって証跡が機能しないこともあるのだが。
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