マネジメントと叫ばれて久しいが、実態は相変わらず「頭の性能」と「人付き合いの要領」に頼った泥臭い仕事である。そして、そのような仕事は、その2つを持ち、鍛えてきた者にしかできない。いわば、タスク管理という「頭の中に頼らず」「人とも向き合わない」営為とは無縁の世界であり、タスク管理などできるわけがないのである。
もちろん例外はあるが。
ちなみに、タスク管理のできる管理職がいたところで、今度は部下がついてこれないという苦労が待っている。
わかりやすいキークエスチョンとして「ミーティング無しで、タスク管理ツールを各自見て更新するだけで仕事が回せるか?」がある。おそらく99.5%の組織やチームは出来ない。タスク管理ができるならさして難しくないのだが、全員がタスク管理できるようになることがそもそも難しい(し、資質や適性も絡むので一般的には無理である)。
結局、泥臭くミーティングを開いたり、全体または個別に報連相したりして、人伝ベースでコントロールする羽目になる。
---
Links From <- 属性 ファイル名一覧
Links To ->