まず1年で最も早いのが2月の28日である。
よって「28日に1回」にすれば1年全部をカバーできる。
4月27日とか5月26日とかに出現するかもしれないが、そのときは「ああ、これは月末に行うタスクだから」と認識した上で、今やるなり数日先に先送りするなりすればよい(月末日配置を2ステップで実現している)。
逆に、これが「30日に1回」だと忘失が発生する。たとえば1月31日時点では、次の30日後は2月ではなく3月1日とか3月2日になってしまう。2月末に出現するべきタスクが出現せず、3月初に出現してしまうわけである。この忘失を防ぐためには、最も日数が少ない月に合わせるしかない。それが2月の28日である。
ただし、28日だと月末日であり、他の月末タスクと被って慌ただしいから、気持ち早めということで1日早くして、27日にしている。
ここは私の個人的な機微にすぎない。私にとって、月末日配置を2ステップで実現する際の1ステップ目(今やる or 先送りするの判断)は結構腰が重たく、月末日にはやりたくない。かといって、20日みたいな位置だと「逆に早すぎる」。一番心理的に楽なのが、28日から1日早い27日であった。
余談だが、ルーチンタスク管理は、まさにこのような機微も反映していく営為である。個人的な機微を少しずつ反映する(これを「育てる」と表現する人もいる)ことで、私のタスクリストはさらに手になじんでくる。この蓄積が馬鹿にならない。結局、地道に改善を続けた者が勝つのだ。
ルーチンタスクを育てる
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