2022/09現在では、まだまだ逃れることはできまい。
今後ありえるとすれば、やはりAIであろう。たとえば「タスクリスト」と「あなたの行動風景」の両方を記録して学習させれば、このようなタスク(あるいはタスクリストの状態)のときはこのような風景になるといったパターンが貯まるため、この逆を計算できる。つまり「このような行動をした」なら「このようなタスクをしている(はずだ)」と推定できる。学習が十分多ければ、実用に足るレベルの推定も可能であろう。
タスク管理という世界は、まだまだ己が手足でのみコントロールする世界である。とても面倒くさくて、ゆえに人も選ぶし、ふるい落としもする。テクノロジーは、今のところそのような泥臭い作業をアシストしているだけだ。ここを超えて、ドラスティックに、泥臭さそのものをなくしてしまうような革命は、今後起きるであろうか。それは寂しく悲しいことのようにも思えるし、見てみたさもある。私が生きている間に進展はあるであろうか。私にはわからない。
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