ここで言うトップダウン思考とは、まず構成を考えてから内容を書くこと。つまり先にアウトラインを作ることです。昔ながらの「アウトライン」の考え方です。ボトムアップ思考とは、先に内容を書いてから構成を考えること。つまり後からアウトラインを作ることです。
アウトライナーはどちらの考え方にも対応できますが、実践的なアウトライン・プロセッシングは、トップダウン思考とボトムアップ思考を意図的に繰り返すことで行われます。
トップダウンから始めてもボトムアップから始めてもいい。ただし、そのまま完成まで持っていこうとするのではなく、トップからボトム、ボトムからトップへと繰り返しスイッチするのです。
私はこれを「シェイク」と呼んでいます。