タスクを「今日やるもの」と「それ以外」とに分ける手法
参考
マニャーナの法則は、発生したタスクを「とりあえず明日でいいや」と明日に回すことを重視したタスク管理手法である。これは TON の具体例と言えよう。「今日やるもの」を何としてでも死守しているわけだ。
バレットジャーナルは、毎月とか毎週とかいった頻度で手帳の内容を転記する作業に忙殺されるのが通例だ。というのも、バレットジャーナルでは「今週の内容」「今月の内容」といったワークスペースを用意して日々生活するわけだが、次週・次月になれば当然そこは古くなるからだ。もちろん、「先週・先月つくった方を見ればいい」としても良いが、そんなことを繰り返せば散らかった部屋のごとく、手帳も悲惨になる。引っ越し作業は必要だ。
さて、このような引っ越し作業は、TON においても必ず発生する。毎日発生する。明日になったら、昨日時点の「それ以外」を眺めた上で、今日の「今日やるもの」を選ぶ必要があるからだ。また、昨日の「今日やるもの」が余っていた場合、それも持ってくる必要がある。引っ越し作業から逃げることはできない。
バレットジャーナルを学ぶことで、この引っ越し作業のコツや本質を学べるかもしれない。ちなみにデジタルツールを使えば、ほぼ自動化できたりもする。
---